ワイナリーについて

Winery

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明治二十三年五月、
創業者大村治作は、自宅の庭に小さな葡萄酒醸造場を造りました。
以来、親子四代、一人でも多くの方々に本物の美味しさをわかっていただくことを喜びにワイン造り一筋にこつこつと歩んできました。
世間が甘口全盛の時代から、世界の潮流に合わせ、ずっと「辛口」にこだわり続け、伝統の在来品種「甲州」や欧州系品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」、「メルロー」、「プティ・ヴェルド」、「シャルドネ」、「ソーヴィニヨン・ブラン」などの栽培、醸造に試行錯誤を重ねながら「世界に誇る日本のワイン」造りを目指しています。

日本遺産構成文化財(伝統あるワイナリー)、
登録有形文化財として、
また世界農業遺産として

甲州市が「日本ワイン140年史 ~国産ブドウで醸造する和文化の結晶~」として、令和2年度日本遺産が認定されました。 この認定により、甲州市には先に認定された「葡萄畑が織りなす風景」と「星降る中部高地の縄文世界」に加え、3つのストーリーが集まることとなりました。
「日本ワイン140年史~」の構成文化財(伝統あるワイナリー)としてくらむぼんワイン、原茂ワイン、勝沼醸造、そして弊社丸藤葡萄酒が認定されました。

また、白壁の旧醸造棟その後事務所棟、売店などとして使用していた建物と昭和34年、35年に建造された白ワイン醗酵、貯蔵用コンクリートタンクの内側の壁に酒石が付着していることもあり、令和元年12月5日に登録有形文化財の指定を国から受けました。

さらに、令和4年6月18日実施の国連食糧農業機関(FAO)による現地調査を経て、「峡東地域の果樹農業システム」が世界農業遺産に認定されました。 今後は、伝統的な農業システムを次世代に継承していくために、世界農業遺産の保全と活用に重点的に取り組んでまいります。

皆様にはぜひ実際に甲州市の魅力溢れる有形や無形の様々な文化財に触れ、地域の歴史や人々の営みを感じていただけると幸いです。
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